限りなく黒に近いグレー

ブラックだろ!と言われるまでわからなかった会社のお話

とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜暗黒時代④から一寸の光〜




仕事内容が、

検品、配達に加えて業務(見積もり、発注)までやらされる事になった私。

当然、仕事量が増えてるのは目で見てはっきりとわかる。

さらに追い討ちをかけるように、

以前、先輩を出禁にさせたお客さんの担当にさせられた。


この頃は追い討ちとしか思っていなかった。

というのも、支店内でトップを争うくらいの人柄だったからだ。

つまり「言ってくる」人。

キーマンであることは間違いないし、

この人の機嫌を損ねると支店の数字にもろ影響してくる。

この段階では支店長が担当だったが、

早々に私へ、となった。

本来は先輩へなる筈だったが出禁になり、

私へという流れ。

(ちなみにこんな大口ユーザーをなぜ新人に任せたかというと、怒る人なので支店長はこの年になり怒られたくないからである)


日々、検品をし、配達に出かけ、帰って来ては事務仕事、そしてお客さんの対応、支店長帰って来てはまた事務仕事


この頃の残業と言えば、

名前を呼ばれずに

「ん」

「ん、ん!!はい!」

A4用紙をこちらに向け、

目も見ずにバサバサと私を呼び、

いつまでとかも言わずに、

言わなくても今やれという無言の圧力。


どうです?

名前も呼ばれないんですよ。

ん。ですよ()

犬ですら名前呼ばれますよね()


こんなパワハラを受け続けて耐えること半年。



……

なんと事務の人、

片方が亡くなりました。



年は私より1つか2つ上なだけ。

まだ20代。

自殺。

おいおいヤベーな。

が私の印象。

と同時に「あ、死にたくなるのもわかる」と。



私がここへ転勤になったのも

"前任者が鬱病になったから"なのだ。

鬱になり人が足らずまだ研修中の私をそんな地へ飛ばしてこんな目に合う

と言ったこと。

そして人が死んだ。



これで環境が悪いのが見て、体験してわかった。



会社側は「仕事と自殺原因の因果関係はない」とし、警察からも電話が来たが「知らない」で通した。


通夜は親族だけで、だった。


追い討ちをかけるように

もう片方の事務の人の妊娠発覚。


これで遅かれ早かれ事務員が0人になることが確定。



支店は混乱に陥る。

1人当たりの仕事量が増えるのは当たり前。

いつもよりも仕事を振る支店長。

帰ろうとこちらが席を立つと、

戻ってきたら紙がドッサリ。

うんざり。



でもまぁこのタイミングだ

と思い、

いつも通りに仕事。

ん。と言われ、仕事。

席立つと紙ドッサリ。

当初は泣きたくなった。

今は違う。

イライラ。

ただただイライラ。


……


バンッ!!!!

机を叩きつける私。


ギョッと見る他の営業。


私「お先に失礼します」



こうして、

次の日から仕事は振られなくなったのだ。



とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜暗黒時代③〜




そんなこんなで、

毎日泣きそうに(泣いて)なりながらも仕事をしていた私。


ここで少し状況が動きます。



いつもの通り、配達をしていました。

この頃はまだ先輩と2人での配達。


良くも悪くもよく喋る先輩で、

退屈はしなかったのですが

全く気の利かない人間でした。


というのも

とあるお客さん(超大口で後に私が担当することになる)が、

「冷蔵庫を処分してほしい」と依頼があり、

配達がてら引き取りに行きました。


内心、うちに処分頼まない方が安上がりなのに

とは思いましたが、

お客さんからしたらまぁ楽なんでしょう。


そしてトラックに乗り、

先輩とそのお客さんへ


冷蔵庫って結構重いの知ってました?

私初めてその時持ったんですがまぁしんどい。

もう使わない冷蔵庫なので横に積んでも良かったので、冷蔵庫を引き上げて、やっとの思いで荷台へよっこらよっこらして、押し込んだりなんだりかんだり



というのも、

先輩は手伝わなかったんですね(笑)



助手席でスマホゲームに没頭。


皆さんどう思いますか?

流石にプッチン来ませんか?


私は無言でトラックへ乗り込み、

そのまま一言も話さずに会社へ帰りました。


なんと運良く?

その日は社長が来ており、その後面談。

私の姿を見て驚愕。

そりゃ全身汚れて咳き込んでますからね。

そしてそのお客さんからも支店長へ電話。

「お前のところのアイツなんなんだ。一切手伝わずに、ずっと携帯。また新人辞めるぞ。二度とあいつよこすな。」

と。


このお客さんは、

後に私の担当になるのですが、

この出来事の前にも、

「君、そんな重いもの持って大丈夫かい?」

「ほら、台車貸してあげるからさ」

「若いうちに腰やっちゃうと、本当年取ると辛いからな」

などなど、結構心配してくれたんですよね。

なんかそれでも泣けて来ちゃって、

「いつも心配して頂いてありがとうございます」と電話をかけたくらいでした。


そんなこんなで、

先輩は出禁、

社長も私の姿を見て首傾げ、

配達を見直す事に

とはならず。

結局、上司、支店長が全て。

その日から私は1人で配達になると言うだけでした。



と同時に、

配達も慣れて来ただろうとの事で、

支店長の仕事を手伝わされる事になる。

見積もりや、発注など。



つまり、

朝に配達に出て、

昼一度戻り(*)、

昼からまた配達。

戻るのはもう定時30分前で、

そこから支店長の仕事をして、

そうこうしてる間に支店長が帰ってきて、

また仕事振られて

と言った流れ。

帰るのは20時から22時になった。

*男性社員は昼に必ず会社へ戻らなくてはならないというローカルルール



また地獄の始まりである。

この時が一番の地獄。





とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜暗黒時代②私の仕事内容編〜




一日、3件も書き込んで

これはもう暫く書かないフラグですね()




ここで私の仕事内容ですが、

一応、営業として入社しました。

入社後2ヶ月は倉庫の品出し、

業務を経て転勤。

その後に配達となりました。

後に書きますが、

配達兼営業、そして最終的には営業と施工管理をやる事になります。


転勤前の仕事内容については触れたので割愛。

転勤後の仕事内容についてここでは書きます。



転勤後は大まかに、

検品と配達の仕事になります。


検品は名前の通り商品をチェックすることです。

うちは商社ですので、物を売る商売。

つまり沢山の商品が会社へ入ってくるんですね。

そしてそれを売って初めて売上と利益が出ます。


それら入って来たものを1つ1つ伝票と物があってるかをチェックする仕事。

ちなみにこの仕事、検品は誰の仕事でもありません。


もうお察しのいい方はお気づきでしょうが、

この転勤先の人間は少しおかしい人が多いんですね。

口では「検品は皆んなの仕事だから」と言いながらも、結局検品するのは下っ端の人間。

即ち私。


無言の圧力で、

トラックが入って来た段階で「物来たぞ」とこちらを見るんですねぇ。

最悪のパターンでは私がたまたまトイレやらで席を立ってる時に荷物が来た際に、

荷受だけして「荷物来てるから」と私に言うんですね。


あれ?と。


検品は誰の仕事でもないのでは?という話です。


ここで1つ。

クソみたいに腹たった話。


検品を終えた私が、

その伝票にチェックをし、

頼んだ人へ伝票をあげるのだが

その際に倉庫から事務所へ入ると


営業みーんな煙草ふかしてるんですねー。


いや、

暇なら手伝えよと、

普通思いません?


仕事する度に、

日を追うごとに、

自分の中の悪しき感情が沸々と湧いて来るのがわかるんですね。

それに加えてローカルルールによる残業。


検品の仕事はそんな感じでした。



そして配達。

これはシンプルに入って来た商品の配達です。


これもお察しのいい通り、

物と伝票があってるかわからない新人に向かって何の説明もなく、聞いても答えてくれずに配達へ向かわせるんですね。

そして誤配も勿論します。

それに対して怒ったり拗ねたりする営業ばかりなんですね。

そして事務もまた

「誤配してると信用なくなるから気をつけな。ほんと怒られるよ(原文そのまま)」

なーんて言われる始末。


どうですか?

ご愁傷様の意味がわかって来ませんか?


仕事内容はともかく、

共通して言えることは

人間関係が最悪って事ですね。

ローカルルール然り、

理にかなわない、

効率の悪いことばかりして、

寄ってたかって新人をいびる。

いじめる。

そーんな感じです。


この頃の私はというと、

仕事に行くのが嫌で本当に嫌で

泣きながら車を運転していることもありました。


ただ石の上にも三年ということで、

しばらくは頑張ろうという気持ちと、

とりあえず耐えようという気持ちでした。



とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜暗黒時代①〜



女子より先に帰るなと言われた私

この先待ち構えているものとは!?



そんな事を言われた私、

特に聞き返しもせずに「あ、はぁ」と返した。

そう。

この日から女子より先に帰っちゃダメ!

というローカルルールの元、働かなきゃ行けなくなったのだった!!



理由はこう。

営業は仕事を取ってきます。

その仕事を見積もりなり発注なりを事務、

つまり業務へ回します。

つまり業務の方は営業の仕事をやっています。

営業が仕事を振っている以上、

業務より先に帰るなという事。

ちなみに業務は女子しかいない。



??




私は新入社員です。

まだ20そこそこの淡い人間です。

社会人経験は皆無です、もちろん。

でも思いました。




は??と。





理屈はわかる。

業務は営業の補佐であり、回ってきた仕事をする。

んじゃ回って来た仕事をやらない場合どうなる?

一日中、たいして鳴らない電話を黙って見つめるだけ。

経理は月に何回かある締めや入金を確認するだけ。

だけ。

いや、決して楽じゃない仕事かもよ?

しかしそれだけなら事務1人でよくないか?


そもそも事務、業務ってのは営業の補佐であるんだから、その回って来た仕事をするのが当たり前なのでは?


それに、

私は新入社員

営業先、お客さんは持っていません。

後に書きますが、

配達だけしている人間

この頃は営業じゃありません。




業務へ仕事を渡す事すら出来ないのに、

業務より先に帰るな!

と言われてるんですねぇ。


要は理屈が矛盾してるんです。


もう初日、転勤翌日からイライラして仕事をしていました。





定時17:30

特に仕事はない私。

業務の人は基本定時に帰るよう努力するのですが、

普通に19時頃になったりもする。

その間、ローカルルールの元、約1時間半私はだまーって無駄にパソコンモニターを見つめているだけでした。


もちろん、

残業代は出ません。

その事務の方も出ません。



そして、

タイムカードもございません。



こんなブラックな、

混沌とした極悪な支店へ転勤になったのが全ての始まりであり終わりです。



とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜ピュア時代③から暗黒時代へ〜




どうもブログを書くのは休みがちになってしまいますね


サクッと続きを書いていきます。



転職を命じられた私は

ご愁傷様

の意味をよく理解せずに転勤先へ行くことになる。


転勤間際に聞いた話によると、

「前支店長は過労死によって亡くなった」

「毎日長時間労働の割に売上利益共に良くない」

という話だった。


新入社員の私にとっては衝撃しかない。


この上記2つの話を混ぜると、

「ただただ無意味に長時間労働をし、挙句の果てには死ぬ」

としか思えない職場なのだろうという印象しかなかった。



〜転勤初日〜

最初の印象と言うのはかなり肝心なもので、

転勤や転職、初めてこの人を見るなって時、

瞬時に敵か味方か判断するそうだ。(特に子供)

それくらい第一印象と言うのは大事、らしい。


まず初日は、

かなり早く職場へ行った。



出勤から帰社までは特にと言った形だった。

まず朝に挨拶をし、

配達やら物品の検品をしていたり、

ほぼ手伝いだったがそんな感じで終わる。



ちなみに

支店のメンバーだが、

支店長

主任

先輩社員

事務員2

の構成である。



そして定時、

17:30

転勤初日という事もあり、

一応、支店長(直属の上司)へ

何かお手伝い出来ることはございますか?と聞き、

特に無いようなので

(まぁ新入社員に任せれる事はほぼない)

帰った。



そして翌日、

先輩からとんでもない一言が。




「何で帰ったの?」

「女子より先に帰っちゃだめじゃん(^^)」



……は?





とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜ピュア時代②〜

どうもお久しぶりです



私は今現在有給中です(笑)

ほんとニートみたいな生活なんですかね?

ニートってなったこと無いんでわからないですが



さておき、

前回の続きです


本社にて倉庫業務をしていた私ですが、

その後はと言うと

すぐに「業務」という仕事をする事になりました。

内容はいわば事務ですね。

電話、見積りや発注、営業の補佐になります。


本来倉庫業務は12ヶ月と決められていたのですが、

私はなんと2週間で内勤へ



先に答えを言ってしまうと、

とある支店でバタバタと人が辞めて、

かなりの欠員が出ているから。

(当時の私は知る由もありませんでした(笑))


である。



本社的には「とっととコイツ一通り教育終えてその支店へ飛ばそう」と言う魂胆ですね。

うーん

これは何に対しても言える事ですが、

「人が辞めるからには理由があり、それを解決しないのに人を補充してなんの意味があるのか」と言う事に尽きます。



遡って

正直、業務になってからの仕事内容はもはやほぼなにもやらされて来ませんでした。

というのも倉庫業務から業務へ上がって1週間も経たないうちに、転勤を命じられました(笑)


これが全ての始まりで、終わりでもあります。



そして転勤を命じられて先輩社員から一言



「ご愁傷様でした」



これが今後色んな面で判明してくることになります



続く

とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜ピュア時代〜

はじめまして!

とある中小の商社で働いていた体験を書こうと思います!



私はとある地方の田舎の中小企業に勤めておりました。

職種的には商社?になるんですかね。

一応商社の営業マンでしたが、

それも後々崩れていき退職することになります


ブログそのものをやったのはもう10年以上前になり、

文章能力が全くないので読み辛いかも知れません。

もし共感や参考になればと思い残そうと思い書いておきます

というか、うわぁ、コイツ性格ひん曲がってるなーと思われそうです(笑)





私は4年と少し働いていました。

当時の新入社員で採用されました。

ところで新卒って今は貴重なカードなんですかね?

私が就活していた頃は

「新卒カードは重要だ!」

なーんて言われてました。

今となっては終身雇用の意識が薄れてきてるんで、

嫌ならどんどん転職すべきだと思うんですよね。年齢や扶養が有る無しとか勿論考えての上がベストだとは思いますが、

ブラックなら辞める!ただそれだけだと私は思ってますね。



そんなことはさて置き、

とある会社へ入社したんですが

まず半年の試用期間と言われました。

(それは多分どの会社もありますよね)

待遇は変わらないけどとりあえずそんな形、的なね。



入社当初は本社もとい1番大きい支店の配属。

いわば教育という名目。

と言ってもOJTとかそんなのはございませんよ!(笑)

そんな大それた制度なんか無いような小さな会社です。


そして商社という立場なので、

物を仕入れて物に値段を付けて売る。

が、スタンスですね。


中でもウチでは在庫をかなり抱えており、

その商品の品出し、配達などを含めて「倉庫業務」と言う。

まず新卒入社の場合はその倉庫業務から始まる。

日々入ってくる荷物を検品して、

発送するモノは発送するモノで伝票を貼る。

とりあえず置いとくものは置いとく。

各支店への発送はその支店のボックスに入れて集荷までに荷造りをする。

そんな流れをやる事になった。

仕事内容的に特に不満はなく淡々と

通常1ヶ月以上は倉庫をやるのだが、

何故か2週間ほどで終えて次の業務になった


今思えば、

何故か同期が居ないんですよ。

この年は私のみの採用だったみたいで(毎年2,3人)、

何処にも相談もできなかったのが一番の苦痛だったかもしれません。



もうこの頃からこの会社は私を扱いを、

ほぼ決めていた、と言っても過言じゃありません





つづく