とある営業マンが4年を経て退職決断に至るまで〜暗黒時代①〜
女子より先に帰るなと言われた私…
この先待ち構えているものとは!?
そんな事を言われた私、
特に聞き返しもせずに「あ、はぁ」と返した。
そう。
この日から女子より先に帰っちゃダメ!
というローカルルールの元、働かなきゃ行けなくなったのだった!!
理由はこう。
営業は仕事を取ってきます。
↓
その仕事を見積もりなり発注なりを事務、
つまり業務へ回します。
↓
つまり業務の方は営業の仕事をやっています。
↓
営業が仕事を振っている以上、
業務より先に帰るなという事。
ちなみに業務は女子しかいない。
…??
私は新入社員です。
まだ20そこそこの淡い人間です。
社会人経験は皆無です、もちろん。
でも思いました。
は??と。
理屈はわかる。
業務は営業の補佐であり、回ってきた仕事をする。
んじゃ回って来た仕事をやらない場合どうなる?
一日中、たいして鳴らない電話を黙って見つめるだけ。
経理は月に何回かある締めや入金を確認するだけ。
…だけ。
いや、決して楽じゃない仕事かもよ?
しかしそれだけなら事務1人でよくないか?
そもそも事務、業務ってのは営業の補佐であるんだから、その回って来た仕事をするのが当たり前なのでは?
それに、
私は新入社員…
営業先、お客さんは持っていません。
後に書きますが、
配達だけしている人間…
この頃は営業じゃありません。
業務へ仕事を渡す事すら出来ないのに、
業務より先に帰るな!
と言われてるんですねぇ。
要は理屈が矛盾してるんです。
もう初日、転勤翌日からイライラして仕事をしていました。
定時17:30
特に仕事はない私。
業務の人は基本定時に帰るよう努力するのですが、
普通に19時頃になったりもする。
その間、ローカルルールの元、約1時間半私はだまーって無駄にパソコンモニターを見つめているだけでした。
もちろん、
残業代は出ません。
その事務の方も出ません。
そして、
タイムカードもございません。
こんなブラックな、
混沌とした極悪な支店へ転勤になったのが全ての始まりであり終わりです。